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企業が実践すべきコンテンツマーケティングとは?

nakano/Posted on /Comments Off

皆さん

こんにちは近年、耳にすることが多くなった「コンテンツマーケティング」という言葉ですが、

解釈が様々あり、有効に実践できている企業も多くはないと思います。

そこで、今回はコンテンツマーケティングについておさらいしてみましょう。

〇コンテンツマーケティングとは?

コンテンツマーケティングに関して、ブログや広告、動画など様々なメディアや手法はあります。

しかし、根本的な意味は「ユーザーにとって価値のあるコンテンツ」の発信により既存顧客との関係を良くし、見込み顧客にはそのコンテンツを通して既存顧客に引き上げるためのコミュニケーション戦略です。

その企業が持っているブランドイメージや商品に対して、関連性の深いコンテンツをユーザーに対して提供することが最も重要です。

また、広告のように商品やブランドの紹介ではなく、そのコンテンツ自体でユーザーにとって価値のあるものでなくてはなりません。

例えば、味の素株式会社の例ですと、味の素という調味料がメインの商品となりますが、それに関連した情報としてレシピサイトを運営しています。

■レシピ大百科

https://park.ajinomoto.co.jp/

このレシピサイトがあることで、既存、見込みに対して価値を提供しています。

・既存ユーザー:味の素を使ったレシピを無料で閲覧出来るので料理の幅が広がる。

・見込みユーザー:味の素を使った方が美味しいレシピを見ることで購入を検討する。

〇コンテンツマーケティングを考えよう

コンテンツを作成する際には、以下の点が重要となります。

☆自社の強みに関連した情報×最適なメディア=ユーザーにとっての優良なコンテンツ

まず、発信する情報は自社の強みに関連した情報でなくてはなりません。

調味料であればレシピ情報

釣りメーカーであれば釣り方情報

不動産であれば街のお得情報

などです。

それを、ブログ記事なのか動画なのか、最もユーザーに伝わりやすい形で発信することで

大きな価値が生まれます。

〇コンテンツマーケティングの拡散方法は?

よく失敗例としてあるのが、自社のホームページやSNSに記事や動画を掲載するだけで

満足してしまい、見込みユーザーはおろか、既存ユーザーにも浸透しない状態です。

通常の企業情報発信やプレスリリースとは異なり、ユーザーのために時間をかけて作成したコンテンツなので、自然に広がっていくと思いがちですが、そんなことはありません。

今現在、コンテンツマーケティングでユーザーとのコミュニケーションに成功している

企業は何かしら拡散を行っています。

■既存ユーザーに対しての拡散方法

既存のユーザーに対しては以下のような手法が有効です。

・メルマガ

・SNSによる発信

既存化、ファン化している状態なので、メールマガジンやSNSによる発信がおすすめです。

SNSでは情報の二次拡散も狙えるので、まだ力を入れていない企業には特におすすめです。

■見込みユーザー

見込みユーザーに対しては以下のような手法が有効です。

・フィード広告

・レコメンドウィジェット広告

見込みユーザーに関しては、広告の使い方が重要となります。

まずはフィード広告です。

WEB記事の中に広告としてコンテンツ記事を紛れ込ませ拡散を狙います。

同じような方式にレコメンドウィジェット広告があります。

閲覧履歴情報から、自社の情報に興味関心の高いと思われるユーザーに記事コンテンツとして広告を出すことが出来るので効果的です。

ここで重要なのは今回は購入数や問合せ数の増加が目的ではないので、

ただ、この場合は商品購入やお問合せ数の増加が目的ではないので、効果測定の指標は

コンテンツページへの訪問数とページの直帰率、滞在時間となります。

〇コンテンツマーケティング開始をご検討の方

コンテンツマーケティングはどの企業もすぐに開始できるものです。

ただ、効果は始めてすぐ出るわけではなく、日々更新していくことでやっと効果がでます。

根気のいる作業ですが、反響は大きいのでぜひ実施を検討頂ければと思います。

 

・・・ちなみに

今回お話ししたコンテンツマーケティングとコンテンツSEOは若干異なります。

コンテンツSEOは検索順位を上げることを目標としたものです。

アルゴリズムの変化により、被リンクによる外部施策では検索順位を上げられなくなったために生まれた、自社サイト内に記事コンテンツなど多く作成して検索順位を上げる方法です。

コンテンツマーケティングは自由な発想から、ユーザーにとってためになる情報を発信することに対し、コンテンツSEOは対策キーワードを念頭に置いたコンテンツ作成となるので、限定的な施策となります。